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突然の指示に-6 [雑感]

モノローグ風もここまで。
【前回までのあらすじ】
海外への急な出張を命じられ、パスポート申請をしたところ出張予定日が受取可能日だったことを知ったkou。パスポートセンターを後にして向かったのはラーメン屋だった。


出張先への飛行機の便数は多く、値段や航空会社にこだわらなければ、渡航は可能だろうと私は考えていた。
問題は宿泊先だった。部下からは、リーズナブルで利便性の高いホテルは空きがほとんどないと聞いていた。

翌日出社し、私は部下の搭乗予定の飛行機と宿泊先の情報をもらった。
部下に「私はパスポートが出張日にならないと受け取れないし、今からだとホテルの予約も大変そうなので行かなくていいかな」と冗談交じりで聞いてみた。部下は笑いながら「パスポートを朝一で受け取っておけば大丈夫ですよ」という答えをよこした。そうだ、残念ながら計算上は成り立つのだ。

私は行かないという選択肢を諦めて、飛行機の混雑状況を調べ始めた。部下は別件での打ち合わせもあり、かなり早い時間に出発するが、私はその別件とは関係がなく必ずしも同じ便でなくても良いのだ。
私は上司に飛行機とか宿とか考えないとまずいのではないかと聞いてみた。
今回、私は2つ上の役職者から出張を指示されていたのだけれど、実はその間に入る上司も同行した方が良いという話になっていた。その上司と私は一緒に行った方が良いだろうと考えての質問だった。
上司からは意外な答えが返ってきた。
「それ行かなくて良いことになったから」

どうやら、その時期に私の上司が別件で忙しいこともあり、また出張経費の削減なども考慮して、最初の案通りに私の部下1名だけの出張に決まったようだった。
なるほど。
こうして突然の指示による出張は、突然取りやめとなった。
飛行機の予約とかホテルの選定とかを頑張らなくて良かったと私は思った。

パスポート
いま、私の目の前には必要性が薄くなったパスポートがある。しばらく出番はないだろうなと思い、私はそれを貴重品を置いている棚の奥へと追いやることにした。 (終わり)

【あとがき】
ちょっと小説っぽい感じの書き方にしてみようと思い立ってやってみたものの、あまり変わり映えがしない文章になってしまった。
しかも落ちがそれかよっという感じで。
全部実話なので、ドラマチックな結末でないのはご容赦を。(笑)
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